〜YZサーキット(2004.12.14)〜

YZサーキットで初心者を対象としたドライビングレクチャー走行会があり、参加しました。
が、車の対策はまだ。(+_+)車好きとして、大変恥ずかしい状況ですが、車をみる時間が少なく、また、走行への欲からどうしても参加したかったのです。
で、当日。参加者は20人位で、それを車や経験で2つのグループに分けて、2人の講師が同乗しながら15分ずつ交互に走るというものでした・・・が!どこが初心者講習会じゃー!!すごい車や明らかにサーキット上級者っぽいのがゴロゴロおるやないかー!しかも、私、ギリギリ早いほうのグループに入ってしまいました。(+o+)早そうな15シルビアが数台、MR2、ランエボ・・・。サファリパークに行ったつもりが、本物の野獣がいる草原に来てしまった。そんな感じでした。キビしい。(>_<)実際にみなさん速く、特に15シルビアはメチャ速かったです。
ドキドキしながら走り始めると、やっぱり皆さん速い。しかも、走って早々に15シルビアが1台コーナーを曲がりきれずにつっこんでいってました。幸い車自体のダメージはなく、エアロが派手に割れただけで済んだ模様でしたが・・・怖ー!(+o+)
そうこうしながらも、15分で走行と待ち時間が入れ替わるので、熱対策に課題を残した我が車もそこそこ走れました。とは言っても水温&油温計には常に注意をしていないといけなかったですが。で、順調に走りながら講師の方の同乗走行で運転を見てもらったり実際に運転してもらいながら教えてもらいました。すごく勉強になりました。
午後、野獣の皆さんの中にいるのも慣れてきて、ガンガン走っていました。すると、ストレートを全開走行中に、カキーン!ってな音がしました。ん?カキーン?何かおかしいと緊急ピットイン!ボンネットを開けて見てみると、タービンの近くの配線の被覆が溶けかかっとる!(+o+)(+o+)(+o+)タービンとエキマニの間のガスケットが吹っ飛んだ音だったのかな?ある程度の工具は持ってきていたので、コーヒー缶を加工して臨時の遮熱板を作ってしばらく走ったのですが、明らかに排気漏れの音が大きく、ここでようやく走行をやめました。残念。
さて、このあと事件が起きました。傷心のまま車を見ていると、コースの方が騒がしい。見に行ってみると、何と一緒に走りに行った先輩の車と他の受講者の車が接触事故をしていました。しかも、先輩の車は講師の方が乗っていた様子。先輩の車(ビート)をラ○エボがインから抜こうとして、それに気付かないでラインを変えたところで接触したとのこと。実は、今回は車や経験でクラス分けをしていたのですが、同乗走行は別スケジュールだったため、軽とラ○エボなんて混走になり、今回のようなことが起きたのでしょう。初心者講習会で譲ってるかどうかも分からないまま抜こうとするのも強引な気もするし、講師の方もプロなんだし最低限車を壊さないようにする必要があると思います。お互いにもう少し注意していればあの接触はなかったかもしれません。車や運転技術はすばらしいのでしょうが、そこには少し疑問を感じました。幸いフェンダーがへこんだだけで済みましたが、サーキットでのお約束どうり【自分の車は自分で直す】です。先輩がとても気の毒でした。(=_=)
サーキットでは早い車と遅い車が混ざって走るのは仕方のないことですが、お互いに相手を尊重して楽しく走りたいものです。特に、今回はきちんとクラス分けをしたんだから、同乗走行もクラスごとでやればより安全に練習できたと思います。
また、サーキットでは基本的に早い車優先だというのも重々承知です。しかし、誰もが最初から速いわけではないし、何よりぶつけてしまっては楽しくないと思うのです。
ただ、主催者さんのために付け加えておきますが、この走行会自体は素晴らしく有益なものでした。同乗走行するかどうかも選べるようになってましたし。また機会があれば参加したいと思います。ただし、特に知らない相手と一緒に走る場合にはお互い慎重に走行する必要があると感じました。同乗走行は自分の大切な車を預けるということなので、事前に講師の方の下調べをし、同乗走行をお願いするかどうか決めたほうがいいと思います。
帰り道、排気漏れの音が物凄く、ドキドキしながらアクセルをなるべく踏まないで帰りました。何とか今回も無事に(?)家まで帰れました。何とかなるもんですね。(^-^;)
今回の走行でいよいよ完全に壊れた愛車シルビア。修理もろくにせず自称シルビアプライベーターとして恥ずかしい限りです。(_ _)でも、運転についてはとても勉強になりました。脱サーキット初心者を目指して頑張るぞ!
◇◇◇後日談◇◇◇
ただし、このあとは直す時間がなくて、しばらく全く乗りませんでした。そしたらバッテリーが完全にあがり、他車とケーブルでつないでもエンジンがかからなくなってしまいました。(>_<)そして不動のまま1ヶ月。ようやく直せる目処がたち、バッテリーを新品にかえて新品ガスケットでタービンを組みなおし、復活しました。しかも、ついでに前の車についていた14タービンを組みました。ちなみに前の純正タービン、車からはずしてみるとエキマニとタービンの間が手でグラグラ揺さぶれる程緩んでました。どんだけ排気漏れとったんだ?相当ブーストのかかりが悪かったことが予想されます。実際、修理後は純正タービンと14タービンとのレスポンスの差を差し引いても明らかにブースとのかかりが良くなりました。(^◇^)ブースト自体は少し落とした位(何せノーマルコンピュータですから・・・)なので実馬力はほとんど変わらないでしょうが、立ち上がりがよさそうです。次の走行ではタイムアップするかな?楽しみ楽しみ(^-^)。
bestlap 44.910