〜バッテリーあがり〜

難易度  ★☆☆☆☆
作業時間 1時間

バッテリーがあがってしまいました。
出勤で職場の駐車場に行くまでは全く問題なかったんだけど、仕事を終えて車に近づきながらキーレスのボタンを押しても反応なし?さらに近付くと、赤いLEDが点滅していません。バッテリー?キーをドアの鍵穴に入れてひねると、運転席側のみ開いて助手席側の鍵は動きませんでした。この瞬間「あー、バッテリーあがったかー。」と悟りました。一応キーをひねってみるけど、当然まったく動きません。助手席側の鍵さえ開けれないんだから当り前か。(^-^;)
とりあえずは父に迎えに来てもらい、あとでウィッシュで現場に行って通電チェッカーでチェックをしてみると、全く光らん。完全放電ってやつ?で、で、延長ケーブルをつなげてみたけど、つなげるだけでブレーキランプが点きます。うーん・・・もしかしたらどっかでバッテリー移設時にはわせたケーブルの被膜がはがれて漏電してるかも。
そのときは暗くてよくわからんかったので、とりあえず職場の駐車場に放置しておきました。
で、後日ちょっと明るいときに見てみたけど、わからず。(o_ _)o職場の駐車場で直すのも目立つし、どうしよ。。。。と途方に暮れていると、ありがたい後輩様が牽引していってくれるとのこと。いろいろ用事が終わった深夜0時過ぎにオデッセイで家まで何とか牽引して帰ってきました。深夜だったから車も少なく、牽引しやすかったね。
で、いい機会だったのでバッテリー充電器買いました。一度あがったバッテリーは性能落ちるとも聞くけど、今のバッテリーはまだ使って半年位だし、実験的に試してみようかなと。
でも、届いた充電器の説明書に気になる記載が・・・。50%以上放電してしまったバッテリーや放置時間が長いバッテリーは充電が十分にできないとのこと。うーん・・・50%どころか、ほとんど空だと思うので、どうかなーと思いながらもとりあえずは充電を試みました。
が!バッテリー充電失敗してました。(>_<)充電器のチェックランプも点いていなかったから当然か。ちなみに通電チェッカーでチェックしたけど、これまた当然全く光らず。
うーん・・・充電器のヒューズ切れてないか?と調べてみても異常なし。うーん・・・?
バッテリー液の量は問題ないので、比重計で調べてみると結果は・・・1,150でした。全然あかん。。。(o_ _)oちなみに、説明書には比重1,250以上は良好で、1,200までは注意で、それ以下は要充電とのことでした。完全にあかんね。
何とかエンジンをかけて車で充電させようとウィッシュとケーブルでつないでみたけど、セルほとんど回らず。(+_+)これはわかってたけどね。ダメもとでやってみて、やっぱりだめだったってことだね。
でも、その後はずしたバッテリーをこれまたダメもとで充電器にかけてみると、今回はチェックランプが光ります!(^o^)やってみるもんだねー。ただし、1回だと充電器のメーターがフルまでいかなかったのでもう一度充電してみたけど変わらず。でも、通電チェッカーは光るようになったし、比重計でも1,250まで回復していたので、車に付けて電圧を見てみると、12.6Vで悪くない。キーをひねってみると、かかりました!
あとは、バッテリーあがりの原因調査です。
冷静に考えてみると、バッテリーつないだ瞬間にブレーキランプが点くのはやっぱり異常だということで、ブレーキペダルを調べてみるとすぐに分かりました。
ブレーキペダルにあるブレーキランプのスイッチのところの部品が割れてとれてしまっていたので、常にブレーキランプが点いている状態になり、バッテリーがあがってしまったみたい。
バッテリー移設が原因かと思ったけど、違ってよかったよかった。(´o`)
手持ちのボルトで応急処置をし、とりあえずは解決。またディーラーで部品を注文して完全修理とします。
battery_01 今回購入した充電器です。
battery_02 コンパクトだけど、ちゃんと充電できるかな?
battery_03 バッテリーチェック用に比重計も買いました。
battery_04 充電後、比重をはかります。
battery_05 説明書には比重1,250以上は良好で、1,200までは注意で、それ以下は要充電と書いてあります。
battery_06 バッテリーのふたを小銭で開けて、スポイト状になっている比重計ですいだします。
battery_07 結果は1,150。全然あかん。。。
battery_08 前の延長ケーブルはしょぼかったので、今回ちょっといいものを買いました。が!やっぱりつないでもセル全然回りません。
battery_09 が!その後ダメもとで再度充電を試みてみると、充電器のチェックランプが光りました!
battery_10 でも充電器の左上のメーターを見ると微妙な感じ。
battery_11 充電終了後、比重をはかってみると、1,250まで回復していました。最低限の復活はしたみたい。
ちなみに、もう一度充電してみたけど、結果は変わらず。
battery_12 通電チェッカーはとりあえず光ります。
battery_13 比重は1,250のままです。
battery_14 旧バッテリー。1万円以上した高級品?です。
battery_15 こちらはそれなりにうまく充電できたみたい。
battery_16 バッテリーはとりあえず最低限充電できたので、車につないでみると、つないだ瞬間ブレーキランプが光ります。
エンジンは無事かかりました。
前は漏電かと疑ったけど、よく考えればブレーキペダル部のスイッチが怪しいね。
battery_17 ブレーキペダルの根元にスイッチがあります。
battery_18 発見!やっぱりここが原因でした。
battery_19 画像はペダルを少し踏んだ状態です。
本来この穴が空いているところはゴムの部品でふさがれています。
このスイッチはピンが押されているときにブレーキランプを消して、押されていないときにブレーキランプが光るようにできています。
で、ペダルを踏んでいないときはゴムの部品がスイッチのピンを押している状態にしているのです。ペダルを踏むとピンが戻り、ブレーキランプが光る仕組みです。
でも、ゴムの部品がとれたことにより、スイッチのピンがちょうど穴の部分に入ってしまい、スイッチが常に押されていない状態になり、光り続けてしまったってことです。
battery_20 足元を探すと予想通りばらばらになったゴムの部品がありました。
battery_21 復元するとこんな形になります。
きのこ状になっていて、穴に押し込まれてはまっているのです。
battery_22 ゴム部品の代わりに手持ちのボルトで穴を塞ぎスイッチを押せるようにします。
battery_23 ボルトの頭がスイッチのピンを押しています。
これでブレーキランプが消灯するようになりました。
とりあえずは解決です。単純なトラブルでよかったー。(´o`)
ブレーキペダルのスイッチ不良修理後。
テールランプのチェックです。