〜パワステオイル漏れA〜

前回ほとんどのホースを新品に交換し、フルード漏れは完全に解決したはずだったのに、いつの間にかまたどこかから漏れてる!(+o+)
いろいろ忙しかったので、とりあえずベルトを外して重ステ仕様にしていました。またかよ・・・。なんだかんだで結構重ステ期間長いな。。。。
で、少し時間ができてきたので見てみました。
漏れてる場所はわかったので、補修を試みてみましたが、結構圧力がかかってる部分ってこともあり、断念。部品交換を決断しました。
作業自体はアセンブリー交換だから簡単だと思ってたけど、やってみたら変なところで手こずりました。
まず、パワステポンプにホースを固定していたのが24mmのボルトでした。今まで24mmなんて使ったことがなかったので、工具がなく、1日無駄にしています。。。後日工具を買ってやりなおしました。
その後もホースが知恵の輪のように各部にひっかかって外れなかったりして、かなり手こずってしまいました。(@_@;)
でも、いろいろ工夫してとりあえず作業は完了しました。
やっぱりパワステないと普段でもサーキットでもさすがにツライからね。これでまた元気に走れそうです。(^-^)
ps_oil2_01 だいたいこの辺りがオイルで汚れています。
パワステポンプの付近。
圧がかかる部分だから矢印のポンプからパワステに送られる部分かな?
ps_oil2_02 パワステからタンクへのリターンホースは交換した部分だし大丈夫そうです。
ps_oil2_03 汚れ具合から考えてもやっぱりこの辺りが怪しいです。
この付近をブレーキクリーナーできれいにして、ベルトをかけてエンジンをかけてパワステポンプを駆動させます。
ps_oil2_04 すると・・・すぐにわかりました。
矢印の部分からオイルが滲んできました。
ここだ!!!
ps_oil2_05 とりあえずコーキングしました。
しばらく様子見です。
ps_oil2_06 ダメでした。(+_+)
さらにしつこくコーキングして、アルミテープで覆ったけど、やっぱりダメ。(o_ _)o
ホース交換することにしました。
圧力がかからないリターン側のホースは以前オイルが漏れたことと、交換が簡単ってことで交換済です。
そのときに、パワステポンプ←→パワステの圧力がかかる部分も交換する案もあたったけど、部品が高額なこと、面倒そうだったこともあり、そのときは見送りました。
でも、ここまで漏れたらそんなことも言ってられないので、交換します。
ps_oil2_07 これが今回購入した部品です。15,000円位したかな。
新品だから当然きれいです。( ̄ー ̄)
ps_oil2_08 ホースを交換するのに下に潜るので、車をジャッキアップしてウマにかけたあと、作業開始です。
ホースを交換するために、邪魔なパイピングを外します。
8mmのソケットでホースバンドを緩めて、パイピングを外します。
ps_oil2_09 外れました。(^-^)
この辺りは楽勝です。
ps_oil2_10 矢印の部分が漏れてたところです。
少しホースの感じが変わってるけど、マイナーチェンジしたのかな?形状は当然ですが、一緒です。
ps_oil2_11 まず矢印のボルトを緩めます。サイズは珍しい24mmでした。
恥ずかしながら今まで24mmの工具を持っていなかったので、一度作業を断念しています。(>_<)
後日工具を用意して作業を再開しました。
ps_oil2_12 ボルトを緩めるとフルードがたれてくるので、ペーパータオル等で下にフルードが垂れないようにしておきます。
ps_oil2_13 上の準備が終わったところで、下回りです。
ps_oil2_14 アンダーカバーを外しました。
ps_oil2_15 コンプレッサー付近のパワステポンプからきているホースとリターンホースをまとめている部品を外します。
ボルトサイズは10mmです。
ps_oil2_16 金具が外れてゴムのみとなりました。ゴムには切れ目が入ってるので、切れ目からホースを外します。
ps_oil2_17 これが外れた金具です。これでゴムを抑えてホースが外れないようになっています。
ps_oil2_18 パワステポンプの下にあるホースを固定している部品を外します。
ps_oil2_19 裏から10mmのボルトを外すととれます。
ps_oil2_20 とれました。
ps_oil2_21 構成部品です。
ここもゴムで振動を吸収するようにできてます。
ps_oil2_22 矢印の部分でプラスチックの溝にホースがはまってるので、外します。
上側が今回交換する部分です。
ps_oil2_23 矢印のナット?を緩めます。
14mmのコの字のスパナを使います。
ps_oil2_24 外すとパワステフルードが垂れてくるので、バケツ等でうけましょう。
ps_oil2_25 フルードが垂れている間に他の作業をします。
エアクリーナーの下にある矢印のコネクターがホースにつながってるので、ソケットをとります。
ちなみに、何の部品なんだろ?(?_?)パワステに電気的制御なんてしてるのか?
回転数によって油圧を調整するのか?ハイキャスのためか?
よくわからんけど、とにかく外します。
ps_oil2_26 まずはソケット自体をスライドさせて車体から外します。
ps_oil2_27 その後ソケットを外します。
ps_oil2_28 ここでパワステポンプの24mmボルトを外します。
工具がかかる部分が薄いので、ナメないように注意してください。
ps_oil2_29 ボルトが外れました。
ps_oil2_30 外れたアイボルトと銅ワッシャーです。
銅ワッシャーは再使用不可です。ディーラーで用意しておきましょう。
ps_oil2_31 フルードができったら、ホースを外すのを続けます。
ps_oil2_32 オルタネーター下のホースを固定している部品を外します。
さっきの部品と同じです。
ps_oil2_33 これでホースはフリーになりました。
あとはホースを外して反対の手順でつけるだけ・・・・が!外れません!(+o+)
ホースがいろんな部分にひっかかってとれないのです。。。
ps_oil2_34 しかたないので、邪魔だったスタビをはずします。
スタビを固定しているナットを2つ外します。
ps_oil2_35 左右外します。
ps_oil2_36 スタビを外すことにより、何とか車体左側のホースは外れました。(´o`)
ps_oil2_37 が、パワステ付近のホースがリターンホースとの兼ね合いで外れないので、リターン側のホースも途中まで外すことにします。
リターン側のナット?も外します。
ps_oil2_38 外れました。
ps_oil2_39 ここからも苦労はしましたが、頑張って何とかホースを外すことができました。(´o`)
普通には外れなかったので、パイプの部分をかなりしならせて半ば強引に外しました。
ps_oil2_40 取り付けるのも結構苦労しました。
新品で高い部品なので壊したくはないですが、ここも強引にパイプをしならせないとはまならにので、しならせて付けていきます。
パイプを折らないようにここは手の感覚が頼りです。
で、各ボルト、ナットをつけていきます。
マイナーチェンジしたせいか、パイプの色が違うね。
スタビも戻します。
ps_oil2_41 パイプの固定部品も付けます。
これは付けるのに少しコツが要るので、丁寧に作業してください。
ある程度ゆるめに取り付けておいて、各部が固定できたらパイプが各部と接触しないようにバランスを見ながら本締めしましょう。
ps_oil2_42 ここもです。
ps_oil2_43 ここもです。
ps_oil2_44 謎のソケットをつけます。
ps_oil2_45 パワステへの接合部も締めます。
各部を本締めしてホース交換終了です。(^-^)
ps_oil2_46 今まで外していたパワステポンプの駆動ベルトをつけました。
ps_oil2_47 パイピングも戻します。
ps_oil2_48 あとはフルードを補充します。
ここで、漏れもチェックするといいでしょう。
ps_oil2_49 漏れたフルードでベタベタだったアンダーカバーも
ps_oil2_50 きれいにしました。(^o^)
ps_oil2_51 アンダーカバーを付けました。
ps_oil2_52 あとは、ステアリングを左右にふってエアを抜きながら、フルードを補充していきます。
漏れもなく、順調☆(^o^)やっぱりパワステは楽だね。
今回は、ホースを外すのに、苦労しました。スタビを外したり、リターン側のホースを外したりしましたが、ホントは他の部品を外してもっとスマートにやる方法もあるかもしれません。
でも、思わぬところで手こずったパワステホース交換だけど、何とかなりました。この辺はそれぞれ工夫で乗り切るしかないですね。
これでまたサーキット走るぞー!!!