〜ブレーキホースステン化〜

サーキット走行をするのに、ブレーキに不安はもちたくないもの。
ブレーキフルードの交換(DOT4化)も含めてやってみました。
作業自体はそれほど難しくはないですが、命にかかわるところですので、慎重にやりましょう。特にフルードのエア抜きはしつこい位にやりましょう。
b_hose_01 今回使用するステンメッシュホース。エンドレス製です。
ブラッククリアコートを被覆させ、跳ね石・泥等の損傷を防止するとメーカーは言っております。
b_hose_02 ブレーキフルードのリザーバータンクです。
今回はフルードも全換えなので、スポイト等でできるだけフルードを抜いておきます。
b_hose_03 まずはフロント側。
フロントはホースがショックに固定されています。クリップをはずしてホースをフリーにします。
矢印は交換後にするエア抜き時にエア抜き用ホースをつける場所です。
b_hose_04 ホースのボディ側をフレアナットレンチではずします。サイズは10mmです。
ここもクリップでとまっているので、クリップもはずします。
はずすとフルードがたれてくるので、蓋をするか、受け皿を用意するかしましょう。
ブレーキフルードは塗料を剥がしたりしてしまうので、ブレーキクリーナーできれいにしましょう。
b_hose_05 キャリパー側もフレアナットレンチではずします。サイズは同じく10mmです。
b_hose_06 ステンメッシュホースを取り付けたところ。
かっこいい!(^o^)
っと、ここで気を抜かず、ブレーキクリーナーで漏れたフルードをきれいにします。あとでフルードを入れたあとに、漏れがないかチェックするときにも大事なことのなので、必ずやっておきましょう。
これを左右やります。
b_hose_07 次にリア側。主な注意点はフロントと同じです。
フロントと同じく10mmフレアナットレンチでボディ側をはずします。
その後、クリップをはずします。
b_hose_08 次にキャリパー側も10mmフレアナットレンチではずします。
特に問題なくホースが外れると思います。
b_hose_09 ステンメッシュホースを取り付けたところ。
フロント同様、フルードをきれいにするのを忘れずに。
ここでの矢印はエア抜き時にエア抜き用ホースをつける場所です。
b_hose_10 あとは、フルードを入れてエア抜きをします。
一人での作業だったので、アストロプロダクツ製のワンマンブリーダーを使います。
順番は、マスターシリンダーから遠いほうから順番にやります。なので、左後→右後→左前→右前の順番です。 エア抜き用のホースをキャリパーにさし、リザーバータンクにフルードを入れ、あとは、ひたすらブレーキペダルを踏みます。ペダルをいち、に、さ〜ん、てな感じで3回を1セットにして踏みます。3回目に踏んだあと、しばらく踏んだままにしてエアをかんだフルードをワンマンブリーダーのタンクに送ります。リザーバータンクが空になってしまうと、エアをかんでしまい、エア抜きを最初からやりなおさないといけないので、フルードの補充をしながら作業をしましょう。エア抜き用ホースから気泡が完全になくなればそのキャリパーは終了です。
それを全キャリパーでやれば作業終了です。くれぐれもエア抜きは確実に。
作業終了後、必ず動作確認をしましょう。エンジンをかけ、停止状態で何度かブレーキペダルを踏み、踏力を確かめます。手ごたえがでてきたら、ゆっくり車を動かしてちゃんと止まるかチェックします。サイドブレーキの効きも含めて十分チェックしてください。チェックが終われば作業は終了です。
さて、その効果は・・・、いい感じ。(^◇^)月並みな表現ですが、ダイレクトになりました。あとは、ブレーキマスターストッパーを取り付けて、さらにいい感じにしたいですが、それはまた今度。